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足遅いっすよ! 阪神ドラ3・木浪にドラ1・近本が“愛のツッコミ”

 阪神のドラフト3位ルーキー、木浪聖也内野手(24)=ホンダ=に同1位の近本光司外野手(24)=大阪ガス=が「愛のツッコミ」を入れた。

 木浪は7日のヤクルト戦(神宮)に「8番・遊撃」で先発。同点に追いついた4回1死一、二塁で相手先発・原樹理から右前へ勝ち越し適時打。先頭で迎えた9回には中前打でチャンスメークし、無死一、二塁で近本のバント処理を焦った近藤の悪送球の間に3点目のホームを踏んだ。

 試合後には、プロ初のヒーローインタビューを受けた木浪。「(4回は)チャンスで自分に回ってこいと。絶対に打ってやろうと強い気持ち。打ててよかった」。アナウンサーから自己紹介を兼ねてアピールポイントを聞かれると「全力疾走なので、それを見にグラウンドへきてください!」と呼びかけた。

 木浪は4月25日のDeNA戦では走者を置いて送りバントに失敗。これを同じ新人の近本が起死回生の逆転3ランで帳消しにしたのは記憶に新しい。「自分が聖也の分まで巻き返そうと思っていた」という近本の言葉に、木浪は「助けてもらって本当に感謝しかないですよ」と頭を下げるなど“同期愛”は強い。

 そこで、この日の木浪について近本に聞こうと夕刊フジ記者が近寄ると、「えっ、僕なんか悪いことしました?」とニヤリ。木浪のヒーローインタビューの内容を伝えると、「全力疾走!? アイツ、足遅いっすよ!」と関西人らしくツッコミを入れつつ、「彼が活躍したら僕もうれしいし刺激にもなります」と満面に笑みをたたえた。

 木浪は開幕スタメンに抜擢されたが、不振でわずか4試合で手放した。「落ち着いてきたから使っている」(清水ヘッドコーチ)といわれる通り、最近再び先発で起用されている。矢野監督も「競争しながら地力もつけてほしい」と期待をかける男は今度こそレギュラーの座を固める。(山戸英州)

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