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【江尻良文の快説・怪説】工藤監督は“元同僚”に弱い? 今季ロッテに苦戦のワケは…

 ゴールデンウイークが終わってみれば、パ・リーグはソフトバンクが独走態勢を固めつつある。今季最多タイの5連勝で両リーグ最速の20勝。ゴールデンウイーク中7勝2敗で、貯金を一気に「9」に増やした。パの貯金を独り占め。そんなソフトバンクに新たな関門が立ちふさがる。

 一時は主砲・柳田をはじめ外野手にケガ人続出。内野手が外野を守る緊急シフトまで敷く大危機だった。工藤監督は真っ青だったが、今度は一転して「いいゴールデンウイークだった」と満面の笑みだ。

 それも当然だろう。20勝11敗2分、貯金9の首位。追う2位の3チームは西武15勝15敗1分、日本ハム15勝15敗2分、楽天15勝15敗1分と5割でその差4・5。開幕前の大本命という下馬評通りの展開になってきた。

 だが、独走態勢に入るにはまだまだ油断大敵。ゴールデンウイーク中の相手は日本ハム、楽天、オリックス。今季1勝5敗と大苦戦しているロッテとは、10日からヤフオクドームで3連戦が待っている。

 昨季は15勝9敗1分と一蹴していた相手なのに、今季悪戦苦闘している理由は、ロッテの首脳陣人事にありそう。

 井口監督、鳥越ヘッドコーチのコンビに加え、今季はホークスOBがさらに3人加わった。的場戦略兼バッテリーコーチ、吉井投手コーチ、清水バッテリーコーチのトリオで、ソフトバンクは“丸裸”にされている。

 勝っている間はいいが、守勢に回ると弱いところがある工藤監督。年間通してロッテを苦手にしないためにも、10日からの3連戦が重要になる。(江尻良文)

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