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“守備職人”が通算1000安打! 楽天・藤田「数字残せてうれしい」 (1/2ページ)

 プロ15年目の楽天・藤田一也内野手(36)が14日の日本ハム戦(楽天生命)で通算1000安打を達成した。

 6回1死、相手先発・有原から右前打を記録。節目の数字に乗せ、「守備でやってきた自分が、打撃で数字を残すことができて素直にうれしい」と頬を緩めた。

 横浜(現DeNA)時代は課題の打撃を克服できず、レギュラーを奪えなかった。

 2012年のシーズン途中に楽天へ移籍し、当時の星野仙一監督(故人)から遠征先で「今日試合で打てなかったら“外禁”(外出禁止)やな!」とゲキを飛ばされた。「バットでも期待されていることを、さりげなく伝えていただいたのかなと思いました」。

 翌13年にチームは球団創設初のリーグ優勝&日本一に輝き、藤田もプロ入り初の規定打席到達(打率・275)。同年から2年連続でゴールデングラブ賞とベストナインをダブル受賞した。

 ゴールデングラブ賞は16年と合わせて3度獲得。ファンの間で「藤田プロ」と呼ばれる“守備職人”は今季、西武からFAで浅村が加入したため、定位置だった二塁から、横浜時代以来の遊撃に再転向し、グラブも横浜時代のものを使用している。

 「若い時は体が動いたけれど、年齢を重ねた今、無駄な動きをしなくなった。若い時にショートを守ったときよりも落ち着いてプレーできている感覚はある」

 この日チームは1-13と大敗したが、勝率5割に踏みとどまっている(14日現在)。「今年は粘り強さを感じる。諦めないなというかね」と手応えを語りつつ、ある教訓を胸に戦っている。

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