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貴景勝が休場 右膝関節内側側副靱帯損傷で加療3週間 (1/2ページ)

 東大関貴景勝(22)=千賀ノ浦部屋=が夏場所5日目の16日、「右膝関節内側側副靱帯損傷にて、今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。3勝目を挙げた4日目の小結御嶽海戦で負傷していた。令和初の本場所は初日から休場の横綱白鵬に続き、注目の看板力士が不在となった。

 新大関の休場は昨年名古屋場所の栃ノ心に続く事態。貴景勝の休場は昨年春場所以来2度目で、5日目に対戦が組まれていた平幕玉鷲は不戦勝。今場所の十両以上の休場は、白鵬らを含めて4人目となった。

 師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「本人が一番悔しいと思う。無理に出て、相撲人生を終わらせるわけにはいかない。ゆっくり時間をかけて治していく。しっかり治せば、いい相撲が取れる」と説明した。

 令和最初の本場所は盛り上がりが懸念される。力士指定の懸賞申込数(10日時点)で貴景勝は340本とトップ。2位の大関高安を2倍以上も引き離す独走だった。人気の横綱稀勢の里(現荒磯親方)が引退し、今場所は1敗こそしたが、馬力のある押し相撲で連日満員札止めの歓声に応えていた。

 貴景勝が4日目に右膝を負傷した直後、八角理事長(元横綱北勝海)は「何とも言うことができない」と心配そうな表情。興行面でも抜けた穴は大きく、大相撲新時代は寂しい幕開けとなった。