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【編集局から】巨人・坂本の連載で“発動”? 「データを調べ始めると記録が途絶える」野球記者あるある

 巨人・坂本勇人内野手(30)が今季開幕から神がかり的に打ち続けたことをうけて、14日から始めた緊急連載「坂本勇人はなぜこんなに打てるのか」。全4回で終了いたしました。

 ベタといえばあまりにベタな問いかけに、ソフトバンク・王貞治球団会長をはじめ、球界の名士の皆さんがそれぞれの坂本観、ひいては個々の野球観を語ってくださり、予想以上に勉強になりました。

 ただ、連載開始の14日に、坂本が開幕から続けてきた連続試合出塁が「36」でストップ。第2回を掲載した15日には、前日まで打撃3部門で単独トップだった坂本が、この日6打数4安打5打点の大当たりだった広島・鈴木誠也外野手(24)に打率、打点で抜かれ、本塁打でもトップに並ばれました。皮肉といえば皮肉でした。

 言い訳するわけではありませんが、えてしてこういうものです。野球記者の間では、投手が試合中盤以降までノーヒットノーランやパーフェクトを続けていて、「史上何人目かとか、チームで何人目かとか、珠玉のエピソードを用意しなきゃとか、調べ物を始めた途端に打たれて記録が途絶える」というジンクスがささやかれています。“丸腰”のまま大記録達成を迎えて涙目になるよりはいいんですが…。(運動部・宮脇広久)