記事詳細

【神谷光男 スポーツ随想】“大統領と大相撲”トランプ氏の観戦どうなる? 「大男の汚いお尻なんて見たくない」85年にはホワイトハウス土俵入り中止にも (1/2ページ)

 1985(昭和60)年6月に行われた大相撲米国公演。ニューヨークでの興行に先立ってワシントンを訪れ、ホワイトハウス中庭で横綱千代の富士が土俵入りを披露する予定だった。

 ところが直前に「ホワイトハウスではやれない」と突然キャンセル。一同ガクッとなったが、理由はハッキリしないまま、土俵入りは国務省大広間に変更となった。

 “震源地”は当時のレーガン大統領夫人だった。占星術に凝り大統領の国事日程も占いで変え、ホワイトハウスの人事にまで口出しした“史上最強のファーストレディー”。そのナンシーさんが「はだかの大男の汚いお尻なんて見たくない」と言い出した。「その日レーガン大統領は公務がなく、ひまだったのに、相当夫人が怖かったのかもしれない」と当時同行した元記者は笑って振り返った。

 ちなみに米国公演は、マディソン・スクエアガーデンでの3日間興行に5万人を動員。米国人は初めて見る相撲に興奮し「ベールを脱いだ東洋の神秘」と米メディアは大々的に報じたという。

 そのホワイトハウスの主が、今度は向こうから国技館を訪ねてくる。26日の夏場所千秋楽にトランプ大統領が観戦を予定しており、既に大統領を警備するシークレットサービスが日本の外務省や警察の担当者とともに国技館を入念に視察したといわれる。

関連ニュース