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ダルビッシュ3勝目ならず 元カブスのエースとの“因縁対決”は痛み分け

 カブスのダルビッシュ有投手(32)は20日(日本時間21日)、本拠地でのフィリーズ戦で6回を4安打3失点、7奪三振3四球と好投したが3勝目はならなかった。試合は4-5(延長10回)で敗れた。

 元カブスのエース右腕、ジェイク・アリエッタ(33)との投げ合いとなった。ダルビッシュはカットボールを駆使して5回まで無失点。しかし、1-0とリードした6回に制球難が顔を出し、2四球で2死一、二塁としたあと、5番リアルミュートに同点中前適時打、さらにヘルナンデスに右翼線2点適時三塁打を許して逆転された。

 なかなか結果の出ないダルビッシュだが、この日はストライクを先行させてクオリティスタート(6回以上を自責点3以内)を達成。球数も95球と少なかった。復活のきっかけになりそうな内容ではあった。

 一方、アリエッタも6回を8安打1失点で好投し、勝利投手の権利を得たが、降板後の8回にカブスが一時逆転したため勝ち負けはつかなかった(4勝4敗)。

 アリエッタは2015年に22勝でサイ・ヤング賞を獲得。16年ワールドシリーズ制覇に貢献したが、カブスは17年シーズン終了後、アリエッタの力が落ちたとみて契約を延長せず、代わりにダルビッシュと6年1億2600万ドル(138億円)で契約した。アリエッタはフィリーズに移籍し、3年7500万ドル(82億5000万円)で契約。ダルビッシュにカブスのエースの座を奪われたかたちになった。

 この日は、いわば因縁の投げ合いだったが、痛み分けだった。