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2週間の“謹慎”では甘すぎる!Jリーグ誤審問題 選手も批判「僕らがミスをしたら…」 (1/2ページ)

 明治安田生命J1リーグ第12節(17日)浦和-湘南(埼玉スタジアム)で起きた誤審問題が波紋を広げている。

 日本サッカー協会は20日、都内で臨時審判委員会を開き、試合を担当した山本雄大主審(36)らの公式戦への割り当てを18日から2週間停止すると発表した。

 山本主審は日本協会と契約するプロ審判(プロフェッショナルレフェリー=PR)だ。1年契約ながら年俸1000万円以上、副業OKなど高待遇を保証されている。

 Jリーグの試合は現在、13人のプロ審判とその他多くのアマ審判とで裁かれている。J1の場合、プロアマ問わず1試合につき、主審に12万円、副審に6万円の報酬が出るが、その立場は大きく異なる。しかも毎年発生する誤審問題は、アマ審判よりプロ審判が目立つくらいだから、日本協会は頭が痛い。

 この日、臨時審判委員会を招集した小川佳実委員長(60)は、山本主審らへの措置を発表し、「私の知っている範囲で、このようなことを発表する国はありません」と強調した。サッカー界で審判員の措置は内々に処理されるのが普通で、公表は異例。それほど今回の問題を協会が重く受け止めているというポーズではある。

 前半31分、湘南DF杉岡のシュートが右ポストをたたき、反対側のサイドネットを揺らしたが、ノーゴールの判定。

 山本主審は審判委員会の事情聴取に「選手が重なってみえなかったので、(川崎秋仁=アマ)副審の意見を聞いてノーゴールと判定した」と答えたという。

 サッカーのルールでは、いったん試合を再開したら、判定を変更することはできない。小川委員長は「(審判団が不明瞭なゴールシーンについて即座に)顔をつきあわせて協議をしなかったこともミス」と指摘したが後の祭り。審判団はハーフタイムに映像でゴールだったことを確認したものの、そのまま後半のジャッジを行うしかなかったという。

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