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【艇王・植木通彦 不死鳥伝説】引退発表、ファンの皆さんには突然の報告になってしまい申し訳なく… (1/2ページ)

★引退(3)

 不死鳥は2007年7月20日、東京・品川のホテルで引退記者会見を開いた。その直前に同じホテルでボートレーサーの永年功労者表彰式が行われ、不死鳥も20年表彰を受けたばかりだった。その祝賀会場には引退を聞きつけた関係者の不死鳥をねぎらう列が引きも切らず続いたという。

 引退会見の冒頭、不死鳥は「ボートレース桐生での再起を危ぶまれる事故の後、お世話になったみなさんのためにも『20年間、命を懸けて走ろう』と決心しました。そしてその20年が来ました…」と語った。還暦過ぎても現役でやれる世界だっただけに、40歳での引退には「男の美学」を感じるファンも多かった。

 私の引退会見は、永年表彰式に引き続き、同じホテル内で場所を変えて行われました。会見自体は事前に公表されていませんでしたが、粛々と行われました。

 集まった新聞社の皆さんには、普段はレース後のコメントなどでお話しする機会が多く、レースの内容次第では、感情もあらわにした対応もあったと思います。ただ「艇王」と言われるようになってからは、調子が良い時もそうでない時も、常に同じように対応するように心掛けていました。

 また、個人的には私の婚約記者会見も行っていただきました。笹川記念会館内にたくさんのマスコミの皆さんにお集まりいただいたのを記憶しています。とてもありがたく思うと同時に、自分は恵まれていると思い、引退会見にお集まりいただいた皆さんにも改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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