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田中“不運”4勝目ならず…左胸にライナー受け闘志見せるも (1/2ページ)

 ヤンキースの田中将大投手(30)は23日(日本時間24日)、ボルティモアでのオリオールズ戦に先発。2回に打球を左胸に受けるアクシデントに見舞われながら、6回5安打1失点、5奪三振の好投。勝ち投手の権利を得て降板したが、救援陣が追いつかれて4勝目を逃した。チームは6-5で勝ち、5連勝とした。

 2回に先頭打者に左前打を打たれた後、6番ルイーズの痛烈なライナー(102マイル=164キロ)を左胸に受けた。三塁方向に転がったボールを拾って一塁に投げたが悪送球。無死二、三塁のピンチとなった。

 ブーン監督とトレーナーも駆け寄ったが、マウンド上で左胸をおさえる田中の眼光は鋭いまま。続投でさらに四球を与えて、無死満塁となったが、95マイル(153キロ)まで球威を上げ、スライダー、スプリットも駆使して力投。遊飛、二塁ゴロ(失点1)、二ゴロの最少失点で乗り切った。

 前回登板のレイズ戦(18日)でも右足に打球を受けており2試合連続のアクシデント。それでも、気迫が上回った。この回だけで28球を投げながら、その後も粘投。味方の拙守にもめげず無失点を続け、好調の相手先発右腕バンディと投げ合った。

 1-1の同点に追いついた5回はわずか6球で3者凡退。2点を勝ち越した6回は10球で3者凡退とし、3-1とリードして95球で降板。4試合連続のクォリティスタート(6回を自責点3以内)とした。防御率も2・94と好転した。