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巨人・阿部、遠のく400本達成…超異例の“捕手5人体制”に 偉業まで「M1」もあくまで代打要員 (1/2ページ)

 巨人が超異例の1軍捕手5人体制を開始。通算400号本塁打に王手をかける阿部慎之助捕手(40)にとって、偉業達成への道のりはさらに険しいものとなった。

 26日の広島戦(東京ドーム)で同カード6連敗を避けるべく、原辰徳監督(60)は打線に大胆なてこ入れ。2年目の大城卓三捕手(26)を公式戦初の一塁で先発させ5番に据えた。

 今季は先発投手に合わせて3捕手を併用。大城も10試合で先発マスクを務めてきたが、24日の試合前練習から一塁でノックを受け始めた。原監督は「キャンプの時もやっていたし、2日間で準備をさせておいたという点では、サインプレーを含めて周到の形」と説明。アマ時代から打撃の評価が高く、ドラフト時にはコンバートも視野に指名された左の強打者には、昨秋と今春のキャンプでも捕手と並行して一塁手の練習をさせてきた。

 大城が一塁に回り、欠員が出た捕手は宇佐見を出場登録。小林、炭谷、阿部と合わせて捕手登録が5人も1軍に名を連ねる異常事態となった。

 ただ、阿部は今季から捕手に復帰したものの、故障出遅れもあって捕手としては計算されていない。それでも代打で打率・300と打棒は衰え知らずで、途中出場から一塁も守っている。この日も「5番・一塁」に左の強打者を入れたいなら、阿部の実績を買う選択肢もあったが、あえて大城を抜擢。巨人OBは「原監督に先日、阿部をどう使っていくのか聞いたが、あくまで『いいところでの代打』という位置づけだった」と明かす。

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