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横綱審議委員会、阿武松審判部長をバッサリ!「取り直しにすればよかった」 (1/2ページ)

 大相撲の横綱審議委員会が27日に両国国技館で開かれ、矛先は夏場所で物言いの際に不可解な場内説明が続出した審判長へ向けられた。

 矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「際どい勝負で物言いがついた相撲が、大事な場面でいくつかあった。そういうときの審判長の説明を、もっとわかりやすくしたらどうかという意見が出た」と明かす。

 特にひどかったのは、13日目の関脇栃ノ心と朝乃山の取組。行司軍配は栃ノ心に上がったが、物言いがつき、約6分もの協議の末、行司差し違えで朝乃山の勝ちに変わった。しかし映像では、俵の上に乗っていた栃ノ心の右足のかかとは土俵外で浮いているように見え、“令和の大誤審”などと大バッシングが巻き起こった。

 しかもこのとき、阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は場内説明で「栃ノ心のかかとが出ており、軍配差し違えで西方力士(実際は東方)の勝ちといたします」と誤ってアナウンス。混乱に拍車をかけた。夏場所ではそれ以外にも、阿武松審判部長の不明瞭な説明、言い間違えが目立った。

 岡本昭委員(岡安証券最高顧問)は「『私は足跡を見た。確認した』というなら、それでいい。審判の(意見の)方が強いんだから」と判定を覆したことには理解を示した。一方で「説明が全然なかった。素人にわかりにくいし、僕らもそう思った。ハッキリした説明がなかったから、いまだに尾を引いている」と指摘。朝乃山の初優勝が決まった後も、スッキリしないものが残った。

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