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大坂なおみ、大逆転で初戦突破 第1セットは0-6「人生で一番緊張した」 全仏オープン (1/2ページ)

 テニスの全仏オープン第3日は28日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス1回戦で第1シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が、世界ランキング90位のアンナ・シュミエドロバ(24)=スロバキア=に0-6、7-6、6-1で逆転勝ちした。試合時間は1時間54分。崖っぷちからの生還で、四大大会3連勝の夢をつないだ。2回戦では元世界1位のビクトリア・アザレンカ(29)=ベラルーシ=と対戦する。

 「私の人生で一番緊張した」と試合後、告白した大坂。第1セットは、初めてグランドスラム大会を戦うかのように動きが硬く、0-6。欧米のメディアは「大番狂わせの警報が鳴った」と速報した。

 第2セットは3-0とリードしたが、雨で中断後、3ゲームを取り返された。無理に攻めてミスが出て、第9ゲームを失って4-5とされると、ベンチでタオルで顔を覆った。明らかに泣いているようだった。

 ところが、ここから粘りがあった。2度の「サービング・フォー・ザ・マッチ」をしのぎ、第12ゲームは3回のデュースのあとブレークしてタイブレークに持ち込んで第2セットをものにした。第3セットは王者の風格を漂わせるプレーがよみがえった。

 大坂は試合後、「いつもなら試合をするうちに緊張が解けるが、今日は消えなかった。理由は論理的に説明しましょうね。私はそれほど論理的な人間じゃないけど」とジョークの後に説明。