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【松本秀夫 プロ野球実況中継】連敗中は酷!? ファンとの距離が近い神宮球場 27年完成の新球場はどうなるのか

 ヤクルトの連敗が止まりません。28日現在、12連敗。こういうときの神宮球場って、試合後がしんどいんですよね。なにせ選手や監督はファウルグラウンドを通って帰るので、お客さんのヤジをもろに受けますから。

 かつては広島市民球場をはじめこの形の球場が数多くありましたが、今はどこも導線を確保していて、クラブハウスと球場が離れた場所にある神宮だけになりました。

 神宮は試合前にクラブハウスから球場や室内練習場に向かう際も、選手たちがファンの前を通ります。自転車で素早く移動する選手もいますが、東京六大学との併用日は混雑しているため自転車の使用が禁止に。今シーズンからクラブハウスの入り口に目隠し用のついたてが設けられたものの、依然として選手とファンの距離が非常に近い球場です。

 ただし、神宮界隈の諸施設はいずれもこれから建て替えが行われ、2027年には、現在の秩父宮ラグビー場のある場所に新球場が建設される予定。当然今の形式は変わるでしょう。

 現場はどう考えているのか? 雄平選手に聞いてみました。

 「移動時間の効率を考えれば、いまの作りは面倒です。ただ、神宮のお客さんって、こんな連敗中でもすごく温かいんですよ。なんらかの形で今のようなスタイルを残すことはできないんですかねぇ」

 セキュリティーを考えれば難しいでしょうが、ファンからすれば、たとえ一瞬でも選手を間近に見られるのは至福の時。現場のこんな声に耳を傾けることはできないものでしょうか。

 さぁヤクルト、今日こそ連敗脱出はなるか?「みんな精神状態が、いっぱいいっぱいですよ」とは28日の試合後の小川監督。お客さんも久々にナインを拍手で見送りたいでしょう。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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