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ヤクルト拭えぬ“連敗慣れ”体質 小川監督の神頼み&仏頼みもご利益なし このままでは「宮本監督」誕生にも暗雲 (1/2ページ)

 令和の時代に昭和の悪夢が蘇る。ヤクルトは5月31日のDeNA戦(横浜)に2-3で敗れ、1970年以来49年ぶりの15連敗。月間20敗はチームワーストタイ記録で、球団とセ・リーグのワースト記録である16連敗に迫った。

 「終盤の失点が残念だった。終盤には追い上げたわけだから。これをあしたにつなげていくしかない」

 試合を振り返る小川淳司監督(61)の力ない声は、もはやおなじみのトーン。試合前には、27日に自宅近くの神社で神頼みし、自宅の仏壇に線香を上げて仏頼みまでしていたことを明かしたが、泥沼から救ってはくれない。

 相手先発左腕の今永に7回3安打11三振で無得点とねじ伏せられた。8回にリリーフ登板したエスコバーとパットンから2死二、三塁のチャンスを作り、バレンティンの2点適時二塁打で25イニングぶりの得点を挙げて一矢報いたのが精いっぱいだった。

 約半世紀ぶりの連敗劇を見届けた衣笠剛球団社長兼オーナー代行(70)は「現行の戦力で戦っていくのか?」との報道陣からの問いかけに無言で車に乗り込み、球場を後にした。同社長は監督、コーチ陣の配置転換は否定。同じく下位に低迷する相手のDeNAがパドレス傘下3Aから新外国人左腕のサミー・ソリス投手(30)を補強するなど、浮上に向けて手を打っているのに引き換え、トレードや新外国人の緊急補強も遅々として進んでいない。

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