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【江尻良文の快説・怪説】交流戦きょう開幕! “大本命”ソフトバンク故障者続出で荒れ模様に!?

 4日からスタートしたセ・パ交流戦は、昨年までのリーグ対抗戦をやめ、従来通り勝率1位チームを「優勝」とする方式に戻した。ソフトバンクが大本命と思われたが、予期せぬ故障禍。セ・パのペナントレース同様、混迷を深めている。

 過去14度の交流戦で、最高勝率をマークすること断トツの7度。交流戦=ソフトバンクといわれるほど実績を残してきたが、今年は直前になって故障者続出。特に一昨年までの絶対的な守護神で、昨春に右股関節を手術してリハビリ中のデニス・サファテ投手(38)の復帰シナリオが白紙に戻った衝撃はあまりに大きい。

 順調なら5月下旬に2軍戦で復帰する予定だったが、今月4日に米国へ一時帰国。主治医の診断を受けた後、1カ月程度現地でリハビリとトレーニングを行う可能性もあるという。昨季37セーブをあげ新守護神として活躍した森も2年目の蓄積疲労が目立つだけに、チームに危機感が漂う。

 それだけではない。一昨年最多勝の東浜が、近日中に右肘クリーニング手術を受け全治2、3カ月の見通しだという。昨年右肩を痛めて7勝5敗、千賀に今季の開幕投手の座を譲った上に、ここにきてダブルショックの危機だ。

 3日に入団会見した最速158キロの新外国人右腕カーター・スチュワート投手(19)に関して、王球団会長は「立派な体格をしていたね。意欲的だった」と太鼓判。

 昨年の全米ドラフト1巡目で指名されながら交渉が決裂、ソフトバンクが獲得したことで話題を集めた198センチ、101キロの大型右腕。いまの緊急事態を想定しての獲得なら、さすがソフトバンクの危機管理となるが、球団は即戦力とは考えていないようだ。

 いずれにしろ無風の交流戦のはずが、思わぬ強風が吹き荒れるもよう。ファンは興味倍加だろう。(江尻良文)

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