記事詳細

【神谷光男 スポーツ随想】正直者がバカを見た!?五輪チケット抽選申し込み 場当たり的対応、締め切り延長の愚! (1/2ページ)

 正直者はバカを見る、とはこのことだろう。来年の東京五輪入場券抽選申し込みのことだ。

 当初は申し込み締め切りを5月28日午後11時59分と設定していたのが、間際の申し込みの殺到で29日午前11時59分まで12時間延長された。28日午後8時ごろ、残り4時間の時点で組織委員会から報道各社にプレスリリースで告知されるというドタバタぶり。

 28日午後11時の時点で販売サイト入り口の「ウェイティングルーム」での待ち時間が「1時間以上」、待機人数が「90万人」という“駆け込みラッシュ”だった。

 「あふれそうになったので延長します。そんな場当たり的な対応で約束事を簡単に変えるのは、アンフェアもいいところ。オレみたいに期間を守って、慣れないパソコン操作に四苦八苦しながらマジメに申し込んだ人たちはどうなるの」と友人は憤っていた。

 69歳になるお笑いタレントの間寛平が、申し込みに悪戦苦闘し「どうやって取っていいか分からへん。アホでは無理」とツイートした。アホではなくても「あんな、クソ暑い時期に人混みに行くよりテレビ観戦で十分。ビールに枝豆、ときどきうたた寝が最高」と、はじめから見向きもしない別の友人もいた。

 前回の1964年東京五輪のときは、スポーツのビッグイベントは初めてだった。しかし、その後国内ではサッカーW杯や陸上、競泳など各種スポーツの世界選手権やW杯がこれでもか、というほど開かれた。見慣れたせいか、中高年の間では五輪のありがたみが前ほどでないことは確かだ。

関連ニュース