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神野大地、自己ベスト下位でも「自信あり」のワケ 9・15MGC出場メンバー発表

 一発勝負は何が起こるかわからない。日本陸連が3日、2020年東京五輪のマラソン代表選考レース「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日=男子午前8時50分、女子9時10分スタート)の出場選手発表会見を行った。

 MGCには男子31人、女子12人が参加。ここで東京五輪代表男女各3枠のうち2人が決まる。コースは男女とも発着点が新国立競技場から神宮外苑になる以外、ほぼ東京五輪本番と同じ。男子はTBSテレビ系、女子はNHK総合が中継する。

 残り1枠は今秋から来春にかけて行われる男女各3レースで、設定タイムを破ったうちの記録最上位者に与えられるが、設定記録突破者がいなければMGC3位が繰り上がるシステムだ。

 男子は日本記録(2時間5分50秒)保持者の大迫傑(ナイキ)、設楽悠太(ホンダ)、井上大仁(MHPS)、服部勇馬(トヨタ自動車)が“4強”と目されているが、この日の会見に呼ばれたのは、青学大時代に箱根駅伝の5区で活躍した“3代目山の神”こと神野大地(25)=セルソース=だった。

 自己ベストは2時間10分18秒で出場選手中下位にあたるが、自信ありげ。というもの、2週間前にコースを試走したそうで「最後の5キロの坂がすごかった。そこで10番手でもチャンスはある。サヨナラ満塁ホームランを打ちたい。最後まで諦めない」。過酷な坂を生かし、駅伝ファンを魅了した健脚にモノをいわせて、一発逆転で代表枠を勝ち取る腹づもりだ。自己ベストで勝るライバルたちに対しても「雲の上の存在という意識はない。対等な力を付けている段階」と言い切った。