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石川遼、復帰戦で出遅れも“ご機嫌” ニュースタイルに手応え「チャンスは十分ありますよ」

 ■国内男子ゴルフメジャー第1戦「日本ツアー選手権森ビル杯」第1日(6日、茨城県宍戸ヒルズCC西C=7387ヤード、パー71)

 腰痛のため戦列を離れていた石川遼(27)が、1カ月ぶりに復帰。かつてのダイナミックなスイングが消え、“コンパクトな遼”がいた。

 ドライバーを使ったのは14ホール中6度…。最長ホールの15番(615ヤード、パー5)でもティーショットは2アイアンだった。

 「2Iで250ヤードくらいは飛ぶ。で、2打目を6I、3打目(残り138ヤード)をPWで打った。ああいう攻めをしたのは生まれて初めて。練習ラウンドでもやったことがない。でも意外とコースは受け入れてくれるなと思いました」

 PWでピン6メートルにつけて惜しくもバーディーパットは外したが、石川は自らの攻めに満足感を得ていた。これが“変身”の手応えである。

 リハビリに充てていたこの1カ月…。「バランスを重視したスイングを心掛けていた。打ちにくいなと思ったら、ドライバーの精度も落ちる。メンタルな部分を含めてよいスイングをすればおのずと精度もあがる。今年現状の自分のためにこういうマネジメントでやろうと思っている」

 “飛びのロマン”からの脱却である。この日は前半2バーディーとスコアを伸ばしたが後半4ボギー。通算2オーバーの62位タイに終わったが、「2つのボギーは3パットとアプローチミス。だからまだ、チャンスは十分ありますよ」

 復帰戦で出遅れてもご機嫌。ニュー・スタイルは少々迫力不足に見えるが、あのタイガーだってぶっ飛び打法からスタイルを変えた。遼が続いても不思議ではない。(清水満)

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