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【江尻良文の快説・怪説】球宴ファン投票、予想以上の“阪神人気” 広島勢は苦戦 第2戦の甲子園開催が後押しか

 オールスターのファン投票で、予想以上の“虎人気”が吹き荒れている。7日の中間発表では、セ・リーグで西(先発投手)、ジョンソン(中継ぎ)、梅野(捕手)、大山(三塁)、近本(外野手2位)の阪神勢5人が出場圏内。鈴木(外野手1位)1人の広島、岡本(一塁)と坂本(遊撃)の2人の巨人を引き離している。

 広島・鈴木の20万2014票は、セ・リーグ最多の巨人・坂本の20万3067票に次ぐリーグ2位で、常勝赤ヘル軍団の4番にふさわしいが、他のポジションでは広島勢の苦戦が目立つ。

 先発投手のエース・大瀬良は8万8957票で、オリックスからFA移籍の阪神・西の9万6423票に次ぐ2位。二塁手でも菊池は、ヤクルト・山田の15万4018票に大差をつけられ9万9784票で2位。

 今季も“丸ロス”を最小限にとどめ、リーグ4連覇へ向け首位に立っている広島だが、なぜかカープ女子のパワーもオールスターファン投票では発揮されず。昨年のオールスターもファン投票選出は、外野手部門2位の鈴木1人だった。

 一方、今年のオールスターは第1戦(7月12日)が東京ドーム、第2戦(同13日)が甲子園で行われることが、阪神勢の票の伸びを後押ししているもよう。

 抑え部門でも1位のDeNA・山崎に次ぐ2位は、中崎ではなくドリス。遊撃部門でも坂本に続く2位は、広島・田中ではなく、阪神のドラフト3位ルーキー木浪なのである。広島はペナントレース同様、球宴ファン投票でも“ストップ・ザ・猛虎”を果たす必要がありそうだ。(江尻良文)

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