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世界ランク7位・なでしこ、37位“格下”アルゼンチン相手に初戦痛恨ドロー 高倉監督は激怒「腰が引けていた」 サッカー女子W杯 (1/3ページ)

 痛恨のドローだ。サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は10日(日本時間11日)、日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランキング7位)が1次リーグD組初戦のアルゼンチン(同37位)戦に臨み、0-0で引き分けた。日本にとっては、2011年ドイツ大会で初優勝を成し遂げ“なでしこフィーバー”を巻き起こし、前回15年カナダ大会でも準優勝に輝いた大会。今回は2大会ぶりのVを目指すが、大勝を見込んでいた格下の相手と引き分け、いきなり暗雲が垂れ込めた。

 結果はスコアレスドローだったが、試合終了直後の両チームの対照的な様子が、この試合が持つ意味の違いを明白に表していた。

 アルゼンチンの選手たちは号泣しながら抱き合い、ガッツポーズ。なでしこはそれを横目に、眉間にしわを寄せながら、あるいは呆然とした表情で引き揚げた。

 日本にとっては勝たなくてはならない試合だった。誰もが4-0もしくは5-0といったスコアで日本が勝つものと予想していた。FIFAランキングでは日本が7位で、アルゼンチンは1次リーグD組4チームの中で最も低い37位。過去の対戦成績も日本の4戦全勝だったのだから。

 序盤から主導権を握ったなでしこだったが、完全に引いて守りゴール前を9人で固めるアルゼンチンDF陣をこじ開けることができない。

 後半12分には3大会連続出場の岩渕真奈(神戸)、同29分には昨年のU-20(20歳以下)女子W杯で日本の初優勝に貢献した遠藤純(日テレ)、同45分には宝田沙織(セ大阪堺)を投入したが、流れを変えられず。終盤は逆に攻め込まれる場面もあった。最終的にボール支配率は日本が65%。シュートは日本が7本、アルゼンチンは5本だった。

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