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【田代学 ダッグアウトの裏側】強気が裏目に…30歳以上に厳しいFA市場 (1/2ページ)

 米大リーグは開幕から2カ月以上がたち、昨オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉といわれていた2投手の移籍先がやっと決まった。

 アストロズで2015年に20勝を挙げてサイ・ヤング賞に輝いた左腕、ダラス・カイケル(31)はブレーブスと1年1300万ドル(約14億円)で合意。レッドソックスの抑えとして昨季42セーブをマークして世界一に貢献したクレイグ・キンブレル(31)は、3年総額4300万ドル(約47億円)でカブス入りが決まった。

 「待ち続けるのは楽ではなかったが、今は幸せだ。10月(ポストシーズン)まで、どれくらいベストを出せるかだ」とキンブレル。通算333セーブの右腕は待ち続けて複数年契約にこぎつけた一方、カイケルには大きな誤算となった。FAになった当初、米メディアは希望総額を100億円以上と報じていた。

 カイケルは昨年12月、アストロズからのクオリファイング・オファー(QO)、1年1790万ドル(約20億円)を拒否してFAとなった。QOとはシーズン終了後にFAとなる選手に所属球団が優先的に翌年の1年契約をオファーできる制度。規定で、その年の年俸上位125選手の平均額を提示することになっている。

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