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日本ハム・吉田輝星、デビュー戦初勝利! 武器は「直球」と度胸満点“鉄仮面”!? 1軍定着へ課題は「スタミナ」と「変化球」か (1/3ページ)

 注目のドラフト1位ルーキー、日本ハム・吉田輝星投手(18)=金足農高=が12日、1軍初登板初先発となった広島戦(札幌ドーム)で5回4安打1失点4奪三振の好投。史上19人目(1966年のドラフト制導入以降)の、高卒新人による初登板初勝利を達成した。最速147キロを計測し全84球の8割を占めた速球は威力十分。“鉄仮面”のようなポーカーフェースも新人離れして度胸満点で、大きな期待を抱かせるマウンドだった。1軍定着に向けて残された課題は何か。(片岡将)

 「マウンドでもベンチでも、表情が変わらなかった。ずっと“凪”の状態なんだ。これが一番すごい。まだ18歳だよ? 心の揺れや隙を相手に見せないことは、教えたってできることじゃない。ご両親や高校までの指導者の教え、友達やチームメートとの関係もあるだろう。本当にいい環境で育ったんだろうね」。高橋憲幸投手コーチ(48)がこう激賞した。

 この日DHで先発出場し、吉田輝の投球を専らベンチから見守った中田翔内野手(30)も「彼自身が、1軍で活躍できるだけの力があるってことを証明した。初回はフワフワした気持ちになっていたと思うけど、見ていて安心感があった」と揺るがないメンタルへ賛辞を贈った。

 吉田輝から2回に左中間を破る同点適時二塁打を放つなど、唯一マルチ安打を奪った広島・長野も「セットポジションで球を長く持ったり、早く投げたりしていた。落ち着き方が新人じゃない」と驚きあきれた。

 とにかく、マウンド上で顔色ひとつ変えずに打者を討ち取っていく姿が、味方には頼もしく、相手には不気味だ。

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