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【プロキャディーXのつぶやき】初優勝!堀川未来夢、ミスしても“スマイリーフェイス”のワケは… 日本ゴルフツアー選手権 (2/2ページ)

 それよりもやはり、この大会でも印象的だったのは、ミスをしても、ボギーをたたいてピンチを迎えても、いつものように堀川が絶やすことがなかった笑顔だった。独走だったが実際は試練もあったからだ。

 サスペンデッドになった第2ラウンドでは、ジャンボさんに続いて崔虎星が右足痛のために12番ホールで棄権。翌日の午前6時40分から再開された第2ラウンドの残り6ホールを堀川はたった一人で回る羽目になったのだ。

 練習ラウンドならともかく、トーナメントではかなりの違和感。当然、他の組よりプレーが早く進んでしまうので、ペース配分が必要になる。同伴競技者のショットやパットから風向きや使用クラブの判断ができない単独プレーは厳しい。

 それでも5ホール連続パーセーブ後の最終18番ホールでは14メートルほどもあったロングパットを一発でねじ込み、バーディーフィニッシュ。2位に2打差をつけての単独首位で決勝ラウンドに進出したのだ。

 堂々の逃げ切りには余裕も感じられたほどだったが、インタビューを聞いて驚いた。「去年終盤戦の悔しさを思い出し、手が震えて…」。笑顔で苦しさを覆い隠してのプレーだったのだろう。

 「ゴルフを始めた際スコアをつけずに楽しむことを優先させる。そんな心構えを教えてもらったのが、今でも生きていると思います」

 これで“スマイリーフェイス堀川”が理解できた気がした。

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