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大谷、6打席連続安打! 押し出し四球も

 エンゼルスの大谷翔平(24)が14日(日本時間15日)、敵地セントピーターズバーグでのレイズ戦に「3番・指名打者」で出場。1打席目に昨季サイ・ヤング賞左腕、ブレーク・スネル投手(26)から痛烈な左前打を放った。2打席目は押し出し四球を選んで、4打数1安打1打点。打率は・280。

 サイクル安打から一夜明けたこの日も鋭いスイングで快音を響かせた。1回一死二塁から、落ち着いた様子で打席に入った大谷は、内角の膝元に食い込んでくる95マイル(約153キロ)の直球を引きつけて左へはじき返した。痛烈なライナーに左翼手メドウズがスライディングキャッチを試みたがはじき、記録は安打となった。

 前々試合(11日、ドジャース戦)の最終打席の右前打から6打席連続安打。さらに次打者の3球目に二盗(今季2盗塁)を決めた。エンゼルスはプホルスの犠飛で先制し、カルフーンの左前打で大谷は二塁から生還。ダッグアウトで満足そうな笑顔をみせた。

 2回の第2打席はトラウトの申告敬遠で二死満塁。2ストライクに追い込まれたが、かわそうとするスネルの際どい変化球を見極めて、押し出し四球を選んだ。4回一死満塁の第3打席では遊ゴロ。その後は、空振り三振と二ゴロ。

 レイズ先発のスネル(今季4勝5敗)は、98マイル(158キロ)の速球と縦に割れるカーブが武器。昨季21勝5敗、防御率1・89の2冠で、サイヤング賞に輝いた。メジャー最高の左腕だが、大谷は昨年5月の対戦で左中間への二塁打(2打数1安打)を放っていた。前日も左腕ヤーブローを打ち崩しただけに、大谷が左投手に苦戦するイメージはかなり払拭されている。

 大リーグで日本人初のサイクル安打という快挙を達成した大谷を大リーグ公式サイトは「歴史的」。米スポーツ専門局のESPNは「忘れていた奇跡。左投手を打てるのが印象的。投手として復帰するまでは、“一刀流センセーション”を楽しもう」などと伝えた。サイクルの余韻の中で、大谷は連夜の活躍だった。チームは4-9で逆転負けし、3連勝でストップした。