記事詳細

東京五輪チケット「敗者復活抽選」策実施へ 組織委・森喜朗会長「もう一度挑戦できる方法ないか検討」

 敗者復活のチャンスはある。2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が五輪チケット申し込みの抽選結果を発表したが、開会式や人気競技を中心に高倍率だったとみられ、落選の憂き目にあった人も多い。次は秋以降に先着販売が予定されているが、アクセス殺到などパニックも懸念される。組織委では、2次抽選を含めた販売方法を検討するという。

 組織委が20日に抽選結果を発表した直後から、公式販売サイトにアクセスが集中、夕刊フジが確認したところ、午後1時ごろには約136万人が待機する状況となった。

 組織委は販売枚数や倍率などを公表していないが、販売された全ての競技が抽選となり、中でも開会式や競泳などが人気だったようだ。

 次の購入機会として秋以降に先着販売を予定しているが、今回の人気ぶりをみると、アクセスが集中するのは必至で、システムがパンクする恐れもある。抽選と違い、買えなかった人の不公平感も強まりそうだ。

 21日付のサンケイスポーツによると、組織委の森喜朗会長(81)は「個人の気持ちとして、もう一度挑戦できる良い方法がないかと思っている」と述べ、第2次抽選販売などの“敗者復活”策を実施していく意向を示唆した。組織委も、第2次抽選などについて「何がやれるかなど、これから検討する」と前向きだという。

 今回複数当選した人は、7月2日午後11時59分までに購入手続きを済ませる必要がある。全てのチケットを一括で購入しなければならないため、運良く高額チケットに当選しても泣く泣くキャンセルする人が出てくることも予想される。

 来年には東京都内での店頭販売も実施。旅行代理店による公式観戦ツアーやスポンサー企業向けの販売分もある。観戦できなくなった人のチケットを公式サイト上でリセールするサービスも始まる。あきらめるのはまだ早い。

関連ニュース