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大相撲有識者会議初会合“目玉”肩透かしの不安… 松本白鸚わずか15分、王会長も30分で退席 (1/2ページ)

 日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の初会合が21日に両国国技館で開かれた。

 相撲協会は暴力絡みの不祥事が続き、暴力問題再発防止検討委員会から、外国出身力士に対する指導のあり方などについて外部有識者による協議を要請され、8人のメンバーで設置された。

 ところが、目玉だった歌舞伎の松本白鸚(76)はわずか15分で退席。プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(79)も巨人戦が行われる東京ドームに向かうため、30分で会場をあとにした。2時間10分の会合の大半は、女優の紺野美沙子(58)ら残りのメンバー6人と協会員で進められた。

 国技館から近い東京・本所育ちの王会長は「下町出身で、蔵前国技館(1984年まで東京場所の会場)の頃によく相撲見ていたので。相撲に対する思いは他の人よりも強いんじゃないかと思いますけど」と好角家ぶりをアピール。

 「今は相撲だけでなくて、あらゆる世界でいろいろ言われて、昔なら通ったことが、今はなかなかそういうわけにいかない。今の現役の人は大変だと思います」と同情した。

 この委員会が設置されたことからもわかるように、大相撲は不祥事があるたびにテレビのワイドショーで取り上げられるなど、世間の風当たりの強さは野球以上。しかし王会長は「みなさん(報道陣)の言うことをあまり気にしないようにというのは、本音で思っています。でないと、相撲そのものに力が入らなくなってしまう」と現場目線で助言した。

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