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1ゴール、1・7億円…費用対効果は散々!? トーレス“バブル”終焉

 “トーレス・バブル”に幕が下りた。元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)=鳥栖=が23日、都内で引退会見を行い、ホームでのJ1第24節.神戸戦(8月23日=駅スタ)がラストゲームになると発表した。

 「鳥栖の若手選手を育成して、システムを改革したい」とチームアドバイザー就任も発表されたが、引退後は「日本に滞在する予定はない」(鳥栖関係者)。

 昨年7月、地方クラブの鳥栖が年俸5億円を投資し獲得。8月から登場したリーグ戦では17試合でわずか3ゴール。今季は故障続きで11試合でノーゴル。ゴール数だけで計算すれば、1ゴールにつき1.7億円。費用対効果は散々だ。鳥栖は大型補強がたたり、昨年度5.8億円の赤字で、約6億円の緊急増資でなんとか乗り切っている。

 Jリーグ創設時、ジーコは38歳で来日し、40歳で日本で現役引退。その後も鹿島に滞在して強化に携わり、昨季は16年ぶりにチームダイレクターとして鹿島に復帰した。さて、トーレスの“鳥栖愛”がいかほどのものか。(編集委員・久保武司)

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