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【須藤豊のいごっそうが斬る】巨人・原監督に直接聞いた「炭谷と小林の差はどこ?」 今後の浮沈占う正捕手問題 (1/2ページ)

 今季交流戦全試合を終えた巨人。今後の浮沈を占う一大テーマが、正捕手問題だ。原辰徳監督(60)は昨秋復帰すると、真っ先に西武からFAとなった炭谷銀仁朗(31)を補強。開幕当初は小林誠司(30)が主戦捕手だったが、今月に入って炭谷の出番が増えてきた。

 指揮官の狙いはどこにあるのか。21日のソフトバンク戦前に東京ドームで、原監督にじっくり話を聞かせてもらった。

 この日は炭谷でも小林でもなく、打力の評価が高い2年目の大城卓三(26)が先発マスク。原監督によると、先発のメルセデスから「バッテリーを組む捕手を固定してほしい」と強い要望を受け、誰がいいのか聞くと、大城が指名されたのだという。いわばメルセデス専属捕手だ。

 原監督は本音では、もう大城を「打てる捕手」として先発させたい気持ちはない。先月下旬からほぼ毎試合「5番・一塁」でスタメン起用。今のチームには他に5番を打てる打者はいないとの認識で、打撃を優先してもらいたいのだ。

 従って今後の巨人の扇の要は炭谷をメインとして、小林を併用していく形となる。小林はエース菅野との同級生バッテリーが、「困ったら得意球のスライダー」という単調な攻め方などを問題視され解体。ここ3戦続けて炭谷が受けている。

 原監督は「小林にはあえて厳しくしているが、炭谷のリードを見ながら勉強してほしい。ここから這い上がるのを期待している」と話す。リード面の差は、ベンチからでもよく分かるという。

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