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【プロキャディーXのつぶやき】高橋彩華“8人目の黄金世代”へ悔し涙 「味わったことない緊張感」に不安と期待を抱え…

 今季国内女子ツアーは次から次に20歳の黄金世代の選手が優勝争いに加わる。これまで同世代の優勝者は7人を数え、8人目に名乗りを上げる絶好のチャンスを作り出したのが高橋彩華(20)だった。

 ニチレイレディス初日から首位に立ち、その座を守って最終日最終組。「味わったことのない緊張感」で不安と期待を抱えていたという。

 同組で回ったのが1打差2位の比嘉真美子(25)と2打差3位の鈴木愛(25)。比嘉は3週前の全米女子オープンで、優勝争いを演じていたし(結果5位タイ)、鈴木は大会2連覇、2週連続Vを目指していた。舞台は整い、役者もそろった。

 高橋は2バーディー、3ボギーで最終ホールを迎え、バーディーフィニッシュで鈴木とのプレーオフに持ち込んだが、優勝を懸けての18ホールは、肉体的にも精神的にも相当の負担があったはず。入れればプレーオフとなる最終ホールでの高橋のバーディーパットのストロークは揺れているように見えた。

 2016年の日本女子アマゴルフ選手権では畑岡奈紗を逆転して優勝したものの、翌年のプロテストに失敗。「パットで手が動かない感じ」になってしまうのが原因だったそうだ。そのパットの不振脱出に2年を要し、今季は15試合に出場して予選通過が6回。前試合サントリーレディス10位タイで今季自己最高成績を飾ってのこのプレーオフだった。

 結局、高橋はティーショットを左に曲げ、パーオンしたもののバーディーパットは、鈴木のイーグルパットよりも長かった。悔し涙の2位。「次はプレーオフせずに勝てるようにする」が敗者のコメントだった。

 「勝った試合からは、何も教えてもらえない。敗れた試合から、教訓を学ぶ」とは球聖ボビー・ジョーンズだ。

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