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“爆買い”中国リーグの二の舞いになるな! ジーコ氏らJに警鐘「名選手呼んで…」

 鹿島のテクニカル・ディレクター(TD)のジーコ氏(66)=元浦和監督のギド・ブッフバルト氏(58)ら4人がこのほど「Jリーグ・グローバル・アンバサダー」に就任した。

 村井満チェアマン(59)は「これまで1258人の助っ人選手がやってきた。W杯決勝戦の出場経験者は21人、優勝した監督やコーチは8人もいらっしゃる」と豪華な顔ぶれを強調。4人は広報活動、社会貢献活動の他、Jリーグに“喝”を入れるご意見番の役割も期待される。

 ジーコ氏はさっそく「サッカーはゴールとその結果がすべて。シンプルなゴールチャンスは絶対に外してはダメ。私が代表監督の時から変わらない」と決定力不足に苦言。

 ブッブバルト氏は「Jリーグにお願いしたいことは、中国リーグのようなミスを繰り返さないこと」と力説した。

 中国リーグは世界的な大物選手や有名監督を次々と“爆買い”しているが、ナショナルチームのレベルアップにつながっているとは言い難い。

 最近はJリーグでも、神戸に年俸30億円でイニエスタ(35)が加入。中堅クラブの鳥栖までが5億円以上の年俸でFWフェルナンド・トーレス(34)を獲得したが、本領を発揮できないまま今夏での現役引退を表明した。

 ブッフバルト氏は「名前のある選手を呼んで、いったい何をしてくれたのか? 見極めていただきたい」とバッサリ。ジーコ氏も「日本の実力ある若い選手のためにならない外国籍選手の獲得」に警鐘を鳴らした。レジェンドの提言はまだまだ傾聴に値する。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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