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【江尻良文の快説・怪説】前代未聞!「電撃トレード」が頻発する裏事情 選手会の要求に12球団側が“対抗策”か (1/2ページ)

 過去に例のないシーズン中の交換トレード頻発。4日には、阪神・石崎剛投手とロッテ・高野圭佑投手の交換トレードが発表された。

 6月26日に発表された日本ハム・鍵谷陽平&藤岡貴裕投手と、古巣復帰の巨人・吉川光夫投手&宇佐見真吾捕手の2対2の交換トレードが第1弾。続いて同30日には中日・松井雅人捕手&松井佑介外野手とオリックス・松葉貴大投手&武田健吾外野手の2対2第2弾が発表された。

 さらに今月2日、第3弾として楽天・三好匠内野手と広島・下水流昂外野手の1対1。そしてこの日の1対1の交換トレードは第4弾となる。トレード期限が今月末までとはいえ、突然火が付き、一気に活性化したトレード戦線。例年にない異様な事態だ。

 その裏では、12球団経営者サイドと労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)との“綱引き”が見え隠れする。選手会側は「移籍の活性化」の切り札として今オフにも、出番の少ない選手に対し他球団でのチャンスを与える「現役選手ドラフト」の導入を要求しているのだ。

 6月27日の事務折衝でも、日本野球機構(NPB)選手関係委員会に対し12球団側の統一見解を求めた。今月12日に都内のホテルで行われる労組・日本プロ野球選手会総会で報告、最終的な対応策を検討するためだ。

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