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巨人・坂本打席でセ応援団に“異変” 応援歌「お前」部分だけ異常に声量が上がり…

 「2番・遊撃」で先発した巨人・坂本勇人内野手(30)が打席に入り、応援歌が流れると東京ドームの右翼スタンドに異変が。歌詞中の「お前」の部分だけ、異常なほど声量が上がり続けたのだ。

 今月初頭に勃発した中日が火元の“お前騒動”はいまだ鎮火していない。与田監督による「選手をお前呼ばわりはいかがなものか」という問題提起を受け、中日が応援団側にチャンステーマ「サウスポー」の「お前が打たなきゃ誰が打つ」という歌詞の変更を求めた問題。「サウスポー」はシーズン途中で自粛となり、球界内外に議論が広がった。

 坂本の応援歌中にも「お前」のフレーズがあることから、本紙は坂本を直撃。“お前騒動”について聞くと、「(お前呼ばわりされても)僕は別に気にならないですよ」と一笑に付したことを記事にした。

 この顛末がどこまで影響を及ぼしたかは定かでないが、セ・リーグのファンが、総意を坂本の応援歌に託す形で、「サウスポー」の自粛に「NO」を突きつけた格好だ。

 普段からパ・リーグ各球団のファンは、イニング間に連盟歌「白いボールのファンタジー」を合唱するなど団結力を示してきた。対照的にセ・リーグは日頃から足並みがそろわないが、中日ファンの受難に心を寄せ、パンチの効いた当てつけに発展したということだろうか。

 なお、7回攻撃前にセ全球団の代表曲がメドレー形式で流れた際、巨人の球団歌が「ゆけゆけ それゆけ」のフレーズに入ると、他球団の一部ファンが「死ね死ね くたばれ」と恒例の替え歌を熱唱。是非はともかく、セ・リーグの“通常運行”に戻っていた。(笹森倫)

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