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大谷、急逝スカッグスの弔いヒット 背番号45を全員で身につけ

 エンゼルスの大谷翔平(25)は12日(日本時間13日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。全員が急死したチームメートの背番号「45」をつけての追悼試合で初回に長短8安打で一挙に7点を先制した。大谷も左前打を放った。

 試合前、今月1日(同2日)、テキサス州ダラスフォートワースの宿泊先で死亡した左腕タイラー・スカッグス投手(享年27)を追悼するセレモニーが行われ、スカッグスの家族が始球式をつとめた。

 いきなりエンゼルス打線が火を噴いた。

 初回、先頭のフレッチャーがマリナーズ先発右腕、マイク・リーク(今季7勝7敗、防御率4・32)から右中間二塁打。2番トラウトが左翼に特大の29号本塁打(飛距離138メートル)を放って2点を先制すると大谷にもワザありのヒットが出た。

 リークのチェンジアップに2ストライクと追い込まれたが2球ボールを見送ったあとの5球目、内角高めのカットボールを左前に弾き返した。

 エンゼルスはこのあともリークにヒットを浴びせ続け、計7点。大谷にこの回2度目の打席が巡ってきた。ここは四球で2死満塁。たまらず相手監督が交代を告げた。

 2点を追加し、なお2死満塁の2回はマリナーズ3番手左腕、ミローンのチェンジアップに空振り三振だった。

 前半戦を打率・303、14本塁打、38打点で折り返した大谷。チームも大谷もこれ以上ないスタートを切った。