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王者返り咲きも… 村田諒太に“頂点”対カネロに挑む闘魂残っているか (1/2ページ)

 3団体統一のサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)を目指すメンタルがあるだろうか。

 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチで、王者ロブ・ブラント(米国)を2回2分34秒、TKOで制し、9カ月ぶりに返り咲いた前王者で同級4位の村田諒太(33)=帝拳。

 カネロは、WBA、WBC、IBFのミドル級の頂点に立つ。村田はWBA王者を奪還したが、実際には2番手。WBAにはその上にスーパー王者の冠があり、その地位にいるのはカネロだ。

 元統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)もカネロとの再戦を狙っているが、カネロは消耗戦を避けようとしており実現しづらい。「村田の方がカネロとの対戦が組みやすいのではないか」とみるボクシング関係者もいる。

 問題は村田のモチベーションだ。

 昨年のブラント戦での敗戦で、東京ドームでの試合などビッグプランが遠のいた。一度は引退に傾いたが「あの情けない姿が最後の試合でいいのか」という思いで立ち上がった。

 ブラントとの再戦は、ベルトよりも屈辱を晴らすためのリマッチで、長男晴道君(8)に勝利を誓った父親の意地。それ以上でもそれ以下でもなかった。王者に返り咲いたその先のことまでは考えられずにリングに上がったというのが本音だろう。

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