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大船渡・佐々木朗希“手抜き投法”の完成度と甲子園出場の可能性 163キロ封印し「あと5勝」 (1/3ページ)

 最後の夏が始まった。最速163キロを誇る“令和の怪物”こと大船渡高・佐々木朗希投手(3年)が16日、岩手県大会初戦(2回戦)の遠野緑峰戦(花巻)に先発し、2回をパーフェクトに抑えた。2番手の大和田健人投手(3年)も3回無安打1四球無失点で、14-0の5回コールド勝ちを収め、継投でノーヒットノーランまで達成した。次戦は中1日で18日の3回戦・一戸戦(花巻)。高校野球史上最速記録をマークした剛腕は、先を見据えて力をセーブしつつ勝ち進むという難題に挑んでいる。(片岡将)

 「負けたら終わりの大会で緊張していたけど、初回に点を取ってホッとして、楽しくワクワクしながら投げることができました」

 佐々木はこれまでの試合よりもむしろ楽しそうにもみえる。

 「目標としてきた大会。みんなでプレーできる最後でもあるので、楽しんでできたらと思っています」

 大船渡市立猪川小でバッテリーを組み、高校で再結成となった及川恵介捕手(3年)は「佐々木が緊張している感じは伝わったけど、初回に点を取って三者凡退に終われたのは良かった」と相棒の滑り出しにうなずいた。「(佐々木は)どこが、ということはなく、この春から全体的に成長していると思います。(具体的には)僕からは話せません」と攻略のヒントとなりえるような内容に関しては具体的な言及を避けつつ、手応えを口にした。

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