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異常事態「4大関休場」で得をするのは誰だ? 白鵬は骨休め、鶴竜は懸賞6本増 (1/2ページ)

 ■大相撲名古屋場所 11日目=17日、ドルフィンズアリーナ

 ため息にブーイング。お客さんは既に知っていたとはいえ、「高安休場、白鵬不戦勝」に不満をぶつけた。正面審判長を務めた藤島親方(元大関武双山)は「休場のたびにため息は聞かれるが、今日ほどすごいため息はなかった」と苦笑いした。

 まさに異常事態だ。大関2場所目の貴景勝はすったもんだの末に初日から休場し、来場所の陥落が決定。関脇転落の先場所、必死の思いで10勝し大関復帰を果たした栃ノ心も1勝もできずに6日目から休場。豪栄道も中日から休場した。

 大関陣最後のとりでとなった高安は、8日目の玉鷲戦で小手に振られた際に左肘を痛めた。10日目の明生戦は勝ったものの11日目から休場だ。ついに昭和以降で初の4大関休場。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「動かしたときに痛みがあるし、力が入らない。ファンの方には本当に申し訳ない」と語った。

 不戦敗となった11日目の相手は白鵬。番付順なら13日目の対戦になるはずだが、前倒しになった。「高安がけがをし、休場すると横綱-大関戦が消滅するので審判部は早めに組んだのだろう」と見る親方もいた。それでも、10日目に勝ち越したこともあって高安は休場してしまった。

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