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【江尻良文の快説・怪説】“お前”騒動乗り越え光明…与田監督に課せられたノルマはAクラスで御の字!? (1/2ページ)

 19日のDeNA戦(横浜)に敗れ9連勝こそ逃したが、中日が球団史上ワーストの6年連続Bクラスからの脱出に光明が見えてきている。

 応援団が合唱する応援歌で選手が“お前”呼ばわりされていることに疑問を呈したことから、図らずも時の人になってしまった与田剛監督(53)も、ようやく7年ぶりのAクラス入りへ全力を傾注できるか。

 リーグ優勝4回、日本一1回の常勝監督、落合博満政権下の20009年に9連勝して以来の快挙だ。ちなみにこの年は2位だった。

 「やるからには優勝を目指す」と言い続けてきた与田監督だが、巨人大独走の現状からして、球団関係者、OB、ファンも7年ぶりのAクラスクラス入りを果たせば「合格」と認めてくれるだろう。というのも、すでに数字が証明している。

 昨季は昭和の怪物・松坂復活効果で、前年比セ・リーグトップの8・3%増の1試合平均3万231人を動員。今季はその松坂がキャンプで想定外の故障、ようやく戦列復帰したばかり。新たな目玉になるはずだったドラフト1位ルーキー・根尾昂も期待はずれの2軍暮らしだ。

 それなのに、1試合平均3万597人(19日現在)と昨季より微増。このまま7年ぶりのAクラス入りを果たすようなら、与田監督の評価は一気に高まるだろう。