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日本ハム・吉田輝星、2軍戦初勝利も…荒木監督は酷評「つまらないピッチング」

 「見ていてつまらないピッチングだったね」

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)は30日、イースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)で5回1失点で同リーグ初勝利を挙げたが、荒木大輔2軍監督(55)は冒頭の酷評だった。

 「実松さんと初めて組むということで、サイン通りに投げて配球を勉強させてもらった。直球が悪い中でも、変化球の使い方で何とか1、2回を(無失点で)取れたのはよかった」

 4安打5四死球と制球に不安を残したものの、2軍戦初勝利。初バッテリーを組んだベテランの実松一成2軍育成コーチ兼捕手(38)は、直球が走っていないとみるやスライダー、カーブ、ツーシームといった変化球主体に切り替え、白星ゲットをアシストした。

 だが、荒木監督の目には物足りなく映ったようだ。相手打線には坂口、大引、畠山といった1軍レギュラークラスの打者が並んでいたが、最大の長所の直球勝負を挑まなかったことで「面白くない。真っすぐがダメでも崩れなかったのは良しとしないといけないが、ずっと今日のような投球はしてほしくはない。打たれても自分のいいところを出していかないと」と指摘。1軍で白星を挙げた6月のような直球の球威を取り戻すことが、再昇格には必須だという。

 加藤武治2軍投手コーチ(41)は「今の変化球の制球があって、直球が戻ってきたら1軍でも勝てるようになる」と前向きに評価。実際、腰の故障が癒えて練習量が増やせる今後は改善が期待できる。次回登板は中7日でのイースタン・リーグ西武戦(西武第2)が予定されている。(片岡将)

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