記事詳細

【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】横浜FC・松井大輔 芸術的な“バイシクルキック”で2ゴール!

 まだまだ老け込んではいません。J2第24節の千葉-横浜FC(7月27日=フクアリ)で、38歳の元日本代表MF松井大輔=横浜FC=が2ゴールを決めました。

 まずは0-1の前半36分にこぼれ球を押し込み同点。圧巻は後半20分の勝ち越しゴールです。右サイドからのロングスローがワンバウンドして高く跳ね上がると、「僕はヘディングが下手なので、足でしか蹴れない。とりあえずボールが来たので、足を振り上げる形になった」と松井君自身が説明していたように、右足の“バイシクルキック”で合わせ、勢い良くゴールネットに突き刺しました。

 バイシクルキックは、地面に背を向けた状態で空中にあるボールを頭より高い位置でキックする』という難度の高いプレー。足の動作が自転車のペダルをこぐ形に似ていることからこの名前が付きました。オーバーヘッドキックともいいますね。

 松井君は若い頃から、アクロバティクなプレーが好きな選手でした。本人にとっては、Jリーグで約4年ぶりのゴール。毎試合やろうとしても、できるプレーではありません。調子がいいことプラス、気持ちが乗っていることが必要。今季の松井はコンディションがよく、13試合に出場しています。そしてもうひとつ、7月に41歳の中村俊輔が磐田から移籍してきたことも大きな刺激になっているはずです。

 横浜FCは52歳のカズ(三浦知良)を筆頭に、41歳の俊輔、38歳の松井君、33歳の伊野波とキャリア十分のベテランがズラリ。クラブ記録に並ぶ6連勝中で、J1昇格も夢物語ではありません(元J1横浜監督・水沼貴史)

関連ニュース