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【神谷光男 スポーツ随想】ハードル高いラグビー「プロリーグ構想」 4年前の空前ブーム時もチャンス逃す (1/2ページ)

 ラグビーW杯日本大会開幕まで50日を切った。いよいよ、といいたいところだが、知人は「ラグビー日本代表は外国出身者が多すぎる。トンガ戦のスタメン15人中8人がカタカナ名。感情移入が難しい」と苦笑する。

 とはいえ、そこがラグビーの奥行きの深いところでもある。父がニュージーランド出身、母がフィジー出身で2013年に日本に帰化したリーチ・マイケル主将のような例もあるが、ラグビーは「国籍」でなく「協会」主義といわれる。

 その国で出生するか、両親または祖父母の1人がその国の出身者、あるいはその国で3年以上継続して居住していれば資格を得られる。

 その代わり、一度代表になったら他の国の代表にはなれない。W杯出場というラガーメン最高の栄誉を、悩んだ末に日本代表として選択し、試合前の君が代に涙を流すカタカナ選手もいて「よくぞ、日本で」と感謝しなければならないわけだ。

 そんな折、日本でラグビーのプロリーグ構想が発表された。6月に就任したばかりの清宮克幸日本協会副会長が「賛同者が集められれば実現できる」と判断した。

 トップリーグ(TL)を発展的に解消する形で12チーム程度のプロリーグを作り、2020年度にプレシーズンを行い、21年度の開幕を見込んでいる。既にTL各チームには構想が説明され、半分の8チームほどが参加に前向きという。

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