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【田代学 ダッグアウトの裏側】ヤンキースがトレードに動かなかった本当の理由 (1/2ページ)

 本当にヤンキースは敗者なのか。米大リーグは先月31日(日本時間8月1日)にトレード期限を迎え、どのメディアも「勝者はアストロズ、敗者はヤ軍」という評価を下している。

 ア・リーグ西地区で首位を独走中のア軍は、ダイヤモンドバックスからザック・グリンキー投手(35)を獲得。今季10勝(4敗)で、すでに12年連続の2ケタ勝利をマークした右腕が、リーグ奪三振王を争っているバーランダー、コールと3本柱を形成することになった。地区3連覇はもちろん、早くも2年ぶりの世界一を有力視する声まで上がっている。

 一方、東地区トップのヤ軍は動かなかった。補強ポイントが投手陣なのは明らか。候補にはメッツがブルージェイズから獲得したストローマンらの名前が挙がっていたが、トレードには踏み切らなかった。

 「過度の要求もあれば、検討したものもある」と地元メディアに語ったのはブライアン・キャッシュマンGM。旧知の米記者に質問のメールを送ると、「有望な若手投手を放出するよりも、故障している選手の復帰に賭けたんだ」という回答があった。

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