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【緊急連載 渋野日向子スマイルのルーツ】小6時代の担任が明かす「努力の天才」渋野日向子 授業で活躍「裏で何回も練習して成し遂げるタイプ」 (2/3ページ)

 土・日にソフトの試合で負けた後は、月曜日の授業でイライラする表情があり、「その態度はないよね。みんな結果を問わず切り替えて頑張ってるよ」とさりげなく諭したこともあった。とはいえ「周りに八つ当たりして迷惑をかけるとかではなく、自分の中で時間をかけながら悔しさを収めているようでした」。

 身体能力の高さを生かして陸上大会にも出場し、決勝の常連だった。

 「年季の入った、自家製の梅干しをほおばって『おばあちゃんが持たせてくれたんよ』と笑ってね。で、いざ優勝がちらつくと、いつもの彼女じゃなくなる。表情も変わった。ゴルフって、追い込まれるメンタルスポーツでしょ。そこが小学生時代と今を比べて、一番克服し成長したところだなと。その過程としてギャラリーとハイタッチしたり、好きな駄菓子を食べたり、コーチと楽しそうに話したり…自分で自分をコントロールしているんだろうなと」

 半面、「ときどきミスしたときに、昔見かけた日向子ちゃんの『知っている表情』が出てくるんですよ。中継を見ていて『それはダメダメ』って」とドキドキしながら戦況を見つめていたという。

 自然体は今でも変わらない。「優勝後、会見を見ていて『もう少し格好つけてもいいのでは?』と思う場面がありました。でも、そこは彼女らしくまっすぐに飾らず話していたのが好印象。忘れちゃいけないのは、昔から“文武両道”でもあったこと。渋野3姉妹は、みんなそうでした。家庭訪問に伺った際、お母さんから『うちは学校が最優先。それがあってのスポーツですから。それがうちの教育方針。学業をおろそかにはしてほしくないので。できていないことがあれば、言ってください。重要な大会の前後でも、宿題免除はしないでください』と。とにかく何事も一生懸命。ずっと努力していた」と明かす。

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