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ボルダリング・野口啓代、東京五輪へ面目躍如の銀メダル! スポーツクライミング世界選手権

 シルバーコレクターが東京五輪に向けて面目躍如の登りをみせた。スポーツクライミングの世界選手権第3日は13日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子でボルダリング決勝が行われ、女子は2完登だった野口啓代(あきよ、30)が2大会連続の銀メダルを獲得。3完登のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が2連覇した。

 地元開催の大舞台で女子の第一人者として堂々の動き。今季W杯で圧巻の全戦全勝を果たしたガルンブレトにまたも優勝をさらわれたが、最後の第4課題を一発でクリアして見せ場はつくった。

 野口は通算4度のW杯総合優勝を誇るが、今季はW杯のボルダリングに4戦で全て2位。またも銀メダルだったことから「セカンドコレクターを更新してしまった」。それでも、「(大会としては)悪くないスタート」と表情は明るい。

 東京五輪で現役を引退する。16歳から出場する世界選手権で、結局、得意種目のボルダリングで金メダルを手にできなかったが、気持ちを切り替えている。五輪切符が懸かる大会終盤の複合に向け「この調子でリード、スピードでも納得いく登りができたら」と気を引き締めた。五輪はボルダリング、スピード、リードの3種目の複合で争われる。

 男子ボルダリング決勝は楢崎智亜(23)が4課題(コース)で2完登をマークし、2016年以来2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 日本男子はこの種目で3大会連続の金メダル。スポーツクライミングは東京五輪に向けて確実に注目を集めるようになっている。