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【松本秀夫 プロ野球実況中継】定位置と違うシフトに冷や汗「普通の場所にいてよ~」 日本球界にも広がる“確率重視”傾向 (1/2ページ)

 最近「シフト」って表現が、よく使われるようになりました。

 たとえば遊撃手が二塁ベースの後ろくらいに守っていて、「打ちました、センターに抜けるか、いや、ショートが正面で取りました」なんて、実況で冷や汗をかくシーン。

 さまざまなデータを元に、野手が定位置とは違ったシフトを敷くもので、特にDeNAや日本ハムがよく使う作戦です。メジャーでは、左の強打者を迎えて三塁手が一、二塁間を守ったりするケースもあります。日本はそこまで極端ではありませんが、データ全盛時代にあって、確率を重視する傾向は強まっているんでしょうね。

 面白いのは、同じ打者に対してチームによってシフトが違うケースがあること。ヤクルトの某首脳から伺いました。

 「オープン戦の話だけどね、山田哲人のとき、日本ハムとDeNAの野手の動きが全く反対だったんですよ」

 まだ試行錯誤の段階だったのでしょうが、要はどんなデータを入力するかで、弾き出されるシフトの形は変わるんでしょうね。乱暴な比較かもしれませんが、競馬の予想でも、ジョッキーや距離適正、馬体重やタイムなど、どこに重点を置くかで、答えはまるで違いますから…。

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