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履正社、準決勝進出! “打倒星稜エース奥川”で発奮 全国高校野球

 「3月に選抜で対戦して、6月にも試合をさせてもらったときに彼には言ったんです。『オレが日本一のピッチャーやって言ってたのは、本心からやからね』って。それくらい奥川君と2度も対戦したことは子供たちの財産になっています」

 そう熱弁を振るったのは18日の準々決勝・関東一(東東京)戦に7-3で勝利し夏では初の4強入りを決めた履正社・岡田龍生監督(58)。

 今春の選抜では初戦で星稜・奥川恭伸投手(3年)と対戦し、3安打17奪三振完封負けを喫したことが準決勝進出の原点になったという。

 履正社は6月にも奥川が登板した星稜と練習試合で対戦し、岡田監督は感謝の念も込めて奥川をたたえたという。

 「選抜で初戦負けして、1度も校歌も歌えない辛さを子供たちは知っている。トップの投手を打つにはどうすればいいか。自分たちに何が足りないかを教えてもらえた。そこからの彼らの取り組みがこの甲子園で出ているということでしょうね。どんな練習をして、どこを鍛えればいいか。考えてやってきてくれた。そこは本当に評価せないかんと思います」

 この日、6回に試合を決める3点二塁打を放つなど2安打4打点の活躍だったプロ注目の井上広大外野手(3年)は「選抜で奥川に抑えられて負けてから感じたのは対応力の必要性です。2ストライク後の対応を横浜DeNAの宮崎(敏郎)選手を手本にしています。逆方向にも柔軟に対応していきたい」と自身の成長を語る。準決勝は好投手の中森俊介投手(2年)擁する明石商(兵庫)。奥川との対戦が実現するのは決勝だ。(片岡将)

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