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「奥川のための大会」でもキラリ光った有力株 “奥川の女房役”星稜・山瀬や“ネクスト吉田輝星”津田学園・前らに熱視線 全国高校野球 (1/3ページ)

 今夏の甲子園も22日に予定される決勝を残すのみ。今大会の出場選手では、星稜(石川)のエース・奥川恭伸投手(3年)がずば抜けた評価を得た。今秋のドラフト会議で大船渡の163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)と並ぶ目玉となることは間違いない。一方、奥川以外となると1位候補に名前が挙がりそうな選手は見当たらず、“凶作”の大会との見方もあった。その中でもキラリと光る個性でスカウトの目を奪った有力株とは-。(片岡将)

 大会前から予想されていた通り、101回目の夏の甲子園大会は“奥川のための大会”となった。

 初戦の1回戦・旭川大高(北北海道)戦で94球3安打9奪三振完封劇で投球術を披露したかと思えば、屈指の強打を誇る3回戦の智弁和歌山戦では最速154キロを連発し、23奪三振1失点(自責0)と仁王立ち。延長14回165球を投げ抜いた是非はともかく、圧倒的な存在感を示した。延長11回に足がけいれんした際には、相手の黒川史陽内野手(3年)から熱中症対策の漢方薬が届けられ、試合後には「日本一になってくれ!」と激励されて校歌を歌いながら号泣。高校野球ファンの胸を熱くした。

 すでに日本人が熱く長く愛する“甲子園のヒーロー”の資格を手にしているようにみえる。

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