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【松本秀夫 プロ野球実況中継】江本孟紀さんに「投球数」は御法度だったが… 先発投手の球数が減り続ける現実

 さる16日、東京ドームの巨人-阪神戦を江本孟紀さんとのコンビで実況したのですが、虎の尻尾(?)を踏んでしまいました。

 松本「巨人先発の桜井投手の球数が100球を超えましたね」

 江本「それがどうしたんですか?」

 しまった、江本さんは投手の球数制限はナンセンスというお考えだった…。

 「中6日が基本の日本で100球なんてナンセンスですよ」。そう、江本さんに投手の球数の話題はご法度なのです(汗)。

 ただし世間的には、球数を尺度に入れる考え方が広がっています。この日も桜井投手は最終的に125球投げて自己最多を記録したと話題になりました。

 テレビの高校野球中継では、投手の球数が画面右下にリアルタイムで表示されるようになっています。

 ニッポン放送のワイド番組「夕暮れワンダフォー」でコンビを組んでいる草野満代さんは、「あの数字がすごく気になります。100球を超えるとなんだか不安になってきちゃう」と言っていました。こういう見方をしている方はたくさんいらっしゃるでしょう。

 一方で星稜高・奥川恭伸投手の14回165球23奪三振の完投勝利は感動を呼びますから、高校野球はいま過渡期なんでしょうね。

 セ・パ両リーグのチーム完投総数を調べると、2009年が162、14年が100、今年はここまで44で143試合換算だと56。是非は別として先発投手の球数は確実に減り続けています。規定投球回に達している投手はセが8人、パが6人(20日現在)。現役時代に6年連続200イニングを記録した江本さんには考えられない数字ばかりでしょう。いずれ規定投球回数の変更なんてこともあるかもしれませんね。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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