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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】なんとももどかしい巨人・岡本 もう一枚殻を破るために「詰まってもいい」意識を持て (1/2ページ)

 セ・リーグは首位巨人が2位以下との差を広げ優勝に近づいているが、原監督にとってなんとももどかしいのは、4番の岡本和真内野手(23)だろう。

 昨季ブレークし正味2年目。打率・261、23本塁打、71打点(20日現在)で、昨季の・309、33本塁打、100打点に比べると物足りない。たまに素晴らしい本塁打も放つが、いいときと悪いときの差が激しい。30-40本塁打を量産する力は十分あるだけに、端で見ていると「もったいないなぁ」と思えてならないんだよね。

 逆方向(右方向)に長打が出ているときはいいが、引っ張りにかかって90度のフェアゾーンのうち45度しか使えていないことが多い。

 スラッガータイプの打者に起こりがちなことで、僕自身も現役時代に経験があるが、内角を攻められたときに、本能的に「詰まらされたくない」という意識が働くものだから、前の肩と腰(右打者の岡本の場合は左肩と左腰)が早く回り、いわゆる“開きが早い”形になる。こうなると、外角から逃げていくスライダーなどはもうとらえられなくなる。

 岡本にはいっそのこと「詰まれ!」と言いたい。実際、詰まるくらいのつもりで振っていって感覚をつかめればしめたものなのだが、僕自身もコーチに何度も「詰まっていいんだぞ」と言い聞かされ、頭でわかってはいても、内角球がくると自然に体が開いてしまい、根本的に打撃フォームを崩すことにつながってしまったのだ。

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