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全国制覇の夢また霧散…奥川と星稜に足りなかったもの 松井秀喜氏「ここで勝てないのが、星稜。そういうところも大好き」 全国高校野球 (1/4ページ)

 22日の決勝で大会No.1右腕の奥川恭伸投手(3年)擁する星稜(石川)は履正社(大阪)に3-5で敗れ、北陸勢初となる夏の全国制覇はまたもや持ち越しとなった。勝った履正社は昨年の大阪桐蔭に続き2年連続で大阪勢として頂点に輝いた。夏だけで2年連続20回、2018年春から4季連続出場を果たしている星稜が、あと一歩頂点に届かないのはなぜか。奥川の熱投も実らなかった。OBの松井秀喜氏(45)がいみじくも「ここで勝てないのが、星稜。母校のそういうところも大好きです」とコメントしたところに、その理由が隠れている。(片岡将)

 24年ぶり2度目の決勝も頂点にはあと一歩届かなかった。「今になってみて、勝ちたかった、この子たちを日本一にさせてやりたかったという気持ちが広がっています。試合前から欲がなさすぎるくらいに『勝つ』ということより『選手に悔いなく全力をださせる』ことを目指してきたのですが…」

 試合後の宿舎で林和成監督(44)はそう打ち明けた。

 試合後に主催社を通じて発表された松井氏のコメントは、異例の長文に渡っていた。林監督は「ネットの記事になっていたのを読ませていただいた。松井さんらしいコメントですよね。本当にありがたい。落ち着いたら連絡させてもらいます」と笑った。

 松井氏は決勝だけでなく母校の全試合をネット中継を通じて見届けていたという。

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